プレセミナー4
音楽は、音楽療法と日常生活のなかで
どのように有益なのか
― 音楽がミクロ、メゾ(中間)、マクロのレベルで「どのように」有益かを探る ―
演者
Gary Ansdell
イギリス
Nordoff Robbins (UK); University of Exeter
概要
私たちの毎日の生活の中で音楽がどのように役立つか、そして特定の人の援助のために音楽をどのように使いこなすか、ということの連続性について、多くの音楽療法士や仕事で音楽を用いて働いている人達が興味を持ってきている。
この興味の中心にあるのは、このような仕事に携わる地域の職人的な仕事がどのように行われ、それについてより常識的な、つまり私たちがクライエント、ケアに従事している人、そして仲間の専門家ともっと容易にコミュニケーションできるような方法で専門的に考える、という点にある。
このプレゼンテーションは、「メゾ」のレベルで仕事をすることで、ミクロとマクロの文脈をつなげる「協調のよくとれた音楽療法」という考えを追及する。
このアイデアは、ノードフ・ロビンズ、コミュニティー音楽療法の伝統、そして「常識的な」理論から引き出されている。