About日本音楽療法学会について

理事長のご挨拶

日本音楽療法学会
理事長 藤本禮子

一般社団法人日本音楽療法学会理事長に就任致しました藤本禮子でございます。

今年度の役員選挙は2020年改定の定款・役員等選挙規定に則り、代議員選挙、理事選挙共に立候補制にて行われ、選出された85名の代議員から理事20名が選出され、その後新理事会にて正副理事長、常任理事の選出が行われました。監事2名を加え今後2年間計87名による体制で学会運営に取り組んでまいります。

これから2年間、音楽療法の発展に向け力を注ぐことは複数ありますが、その中から「学会認定音楽療法士の更なる質の担保への取組み」について上げさせていただきます。

当学会は、音楽療法を通して健康の維持・促進等広く社会に貢献することを目的とし、その実現に向け7つの事業を挙げています。その一つが、音楽療法士の質の担保を目的とした「音楽療法士の養成・研修に関わる講習会等の開催」です。

約10年前、当学会は新人音楽療法士のサポートを目的に、音楽療法講義とピアスーパービジョンで構成する LSC(Learning Support Center)に取組み、現在各地の支部や音楽療法研究団体などで継続開催されています。今回は全ての音楽療法士、つまり学会認定音楽療法士資格取得前、取得直後、そしてベテラン音楽療法士をサポートする体制づくりが検討されています。この事業は研修・講習委員会が中心となり、倫理、学術 ・ 研究、カリキュラム検討、更新規則検討、スーパービジョン等多くの委員会の連携、また全国9支部の研修講習委員会との連携も視野に入れ行われます。(詳細は改めてホームページでお知らせします)

広く社会に貢献することが出来るのは、質の担保された音楽療法士です。そして音楽療法の広い社会貢献が音楽療法士の国家資格化につながります。

会員の皆様の益々のご支援・ご協力を心からお願いいたします。

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