About日本音楽療法学会について

理事長のご挨拶

日本音楽療法学会
理事長 藤本禮子

この度 、日本音楽療法学会理事長に再選され、理事長として2期目を迎えました。

会員の皆様とともに、引き続き全力で学会運営に取り組んで参ります。

これまでの2年間、今後の2年間の取り組みについてお話し致します。

これまでの取り組み、まず第一は、音楽療法士の国家資格化です。昨年の学術大会でシンポジウムを開催し、その後、法文案の検討を続けてまいりました。第二は、資格制度検討特別委員会による「スーパーバイザー養成」です。音楽療法士の臨床の質の向上、自立・成長に向け講座を開始致しました(学会ニュース第38号参照)。第三の「音楽療法士の職能団体への検討」は、取り組みを始めたところです。今後継続してまいります。

加えて、「定款の見直し」、「学会の求める音楽療法士像」、「資格認定の一本化」などの検討をいたしました。「定款の見直し」は、1年間の集中的な作業を経て、2020年総会で承認され、一般社団法人としての学会の在り方をより明確にすることができました。「学会の求める音楽療法士像」「資格認定の一本化」は、継続審議となっております。

2月、新型コロナウイルス感染症拡大が始まりました。この結果、参加者が一同に会し、対面で行われる学会事業の中止・延期の措置、その他会員への対応などを行いました。一方、対面による音楽療法に替わるものとして遠隔音楽療法を紹介し、また対面による講習会に替わるものとしてWeb講習会の企画を開始しました。

8月2日、新型コロナ感染症拡大の渦中、学会新体制はスタート致しました。

これからの2年間、第一の「音楽療法士の国家資格化」には更に力を注ぎます。「学会の求める音楽療法士像」、「資格認定の一本化」は、国家資格化に関連する事案として検討を進めます。そして、国家資格化の過程で求められている「音楽療法の必要性、専門性、有用性」の更なる明確化に力を注ぎます。第二は、開始されている「スーパーバイザー養成講座」の展開です。第三の「職能団体の検討」も継続してまいります。

おわりに、これまで度々申し上げておりますが、私たち音楽療法士のなすべきことは、音楽療法を必要とする社会の多くの人々に、音楽療法を届け続けることです。コロナ禍の中で、また新しい生活様式を模索する中で、それを一人で為すことは困難です。日本音楽療法学会は、会員同士意見を述べ合い、学び合い、力を合わせ、音楽療法を必要とする人々に音楽療法を届け続けるために設立されました。

学会設立の目的に再び目を向け、これからの2年間、より一層会員の皆様と力を合わせて進む体制づくりに取り組んでまいります。

会員の皆様の益々のご協力とご支援を、心よりお願い申し上げます。

(2020年9月)

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